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仏教語絵巻

仏教語絵巻「沢庵」

沢庵漬けの語源には諸説ありますが、多いのが江戸時代の僧・沢庵宗彭に関連した説です。 寺を訪れた徳川家光に献上した際、『名前がないのであれば、沢庵漬けと呼ぶべし』となったという説や、 沢庵和尚の墓の形が ...

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仏教語絵巻「愛」

サンスクリット語による経典には「愛」を表す4つの言葉がありました。 内容は「渇愛」「愛欲」「慈」「悲」に当たりますが、 中国語に訳される際に前者の2個を「愛」と翻訳し、後者を「慈悲」と訳しました。 故 ...

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仏教語絵巻「畜生」

畜生とは動物だけでなく虫や魚も含めた人以外全ての生き物を指します。 悪行の報いで死後に転生する畜生道では本能のままに生き、 他者に使役される事から仏の教えを得られない救われない世界とされています 個人 ...

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仏教語絵巻「断末魔」

「末魔」はサンスクリット語マルマンの音写で体の中にあると言われる急所の事を指します。 これを断たれ死ぬ事を「断末魔」と言いましたが、転じて人が死ぬ時の苦しみを言うようになりました。 北斗の拳の経絡破孔 ...

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仏教語絵巻「未曾有」

現在では良くない場合に用いられることが多い未曾有ですが、 元々は有り得ない、奇跡的、驚きという意味で、必ずしも悪い事を表す言葉ではありませんでした。。

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仏教語絵巻「上品」

仏教では人の悟りに至る資質を上品(じょうぼん)、中品(ちゅうぼん)、下品(げぼん)の3つに分け、 更にそれぞれを3つに分けた9種類を九品(くほん)と呼んでいます。 ただ下品の人が地獄に落ちても、阿弥陀 ...

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仏教語絵巻「工夫」

禅宗では、坐禅に励み努力を重ねるという意味で用いられるように 「仏道修行に専念する」事を工夫と言い、「公夫」とも「功夫」とも書かれます。 その思いを巡らす修行姿勢から、日常の中でも様々な方法を考えるこ ...

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仏教語絵巻「我慢」

現在では耐え忍ぶといった意味に使われますが、本来は煩悩の一つで、 自我に執着し、自分を偉いと思っておごり、他を侮る慢心の事を言います 元々は自己中心的な意味だったものが、強情である事から弱みを見せない ...

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仏教語絵巻「依怙贔屓」

依怙贔屓(えこひいき)の依怙とは、「あるものを頼りにする」という意味で、 本来は仏様が頼ってくる人々を助けることを意味します 仏様は人々を分け隔てる事はありませんが、一般には自分を頼りにしてくれる者を ...

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仏教語絵巻「意地」

「意地を張る」や「意地悪」など、良くない意味に使われる言葉ですが、 元々は目・耳・鼻・舌・体のような5つの器官による認識を全て取りまとめる第6番目の意識、言わば「心」その物を指します。 「意地」を「意 ...